オリジナルでやる限界と、委ねる快感
今日も「無意識の旅」を始めていきます。
今回は、「インストラクション通りにできない」という体験から見えてきたことです。
私は子どもの頃から、
どうしても
言われた通りにできない
という特徴がありました。
たとえば、
- 縦笛を吹くときも手が逆
- トランペットも独自のやり方
- ピアノも自己流
とにかく、
オリジナルのやり方でやってしまう。
それでも最初はうまくいくんです。
「それでもできるじゃん」
実際に、
縦笛なんかはクラスで一番上手いくらいでした。
でも、
あるところで必ず止まる。
シャープやフラットが出てきた瞬間、
「あれ、できない…」
ここで限界が来る。
つまり、
オリジナルでは“ある程度まで”しか行けない。
その先に進むには、
インストラクションに従う必要がある。
でも、
それができなかった。
なぜかというと、
「委ねることができなかった」からです。
これは後からわかったことですが、
外側手綱核のGABA受容体が
ダウンレギュレーションを起こしていると、
- 委ねられない
- 自分でやろうとする
- オリジナルにこだわる
という状態になります。
つまり、
インストラクションに従えないのは、
能力の問題ではなく「委ねられない状態」だった。
これがとても大きな発見でした。
転機が来たのは大学に入ってからです。
どうしても
インストラクション通りにやらざるを得ない状況
になった。
そのとき初めて、
感じたのです。
「あ、気持ちいい…」
教授の言う通りにやる。
クラスメイトと同じようにやる。
そのときに生まれたのが、
一体感の快感。
「同じことをやっている」
その感覚が、
これほど気持ちいいものだったのかと。
そこから一気に変わりました。
- 楽しくなる
- スムーズにできる
- 限界を超える
それまで越えられなかった壁を、
あっさり越えていく。
これが、
「本来の自分に戻る」という感覚です。
つまり、
- オリジナルで頑張る → 限界が来る
- 委ねる → 限界を超える
この違いです。
そして、
委ねることで一体感が生まれ、
その快感によって
GABA受容体が回復していく。
その結果、
本来の能力が自然に発揮される。
だからこそ、
「委ねる」というのは、
単なる受け身ではなく、
本来の自分に戻るためのスイッチなのかもしれません。
面白いですよね。
また次の「無意識の旅」も楽しみです。