お金の話になると、急に動けなくなる理由
京都大学の研究では報酬と罰の課題で「やる気ブレーキ」が脳内でかかってしまうことが発見されました(すご〜い!)。
私がアルバイトをしている時に、バイト先の先輩から「おい!ちゃんと確定申告すれば税金戻ってくるからね!」と言われていたけど、私はそれが全くできませんでした(ダメでしょ!)。
「お金が戻ってくる」と言われても、私は「面倒臭い」となって一切手続きができない。
それって、私の中で「お金」の報酬と「罰」がくっついているから「やる気ブレーキ」がかかってしまっていた。
「お金」で「罰」ってめちゃくちゃわかるんです。 だって、私はお弁当を買うのにも、お金を使ってしまう、という罪悪感が働いてしまう。 スーパーに行った時には「値引き」と書いてあるものしか買わない(あか〜ん!)。 ディスカウント商品とかだったら、お金を使う時にちょっとだけ罪悪感が減る気がするから。 正規の金額で物を買うなんて私にはできない、となってしまうのは「お金を使う」ということに「罪悪感」という罰がついているから。
笑えるのがクリニックで働いていた時に、私の時給が1200円だったので、1日に4人以上の患者さんに心理テストを採らないと、私の給料分を働いたことにならないから、雇ってくださっている院長先生に申し訳ない、となっていた(給料✖️3倍が給料分の働き計算になります)。 だから、来ている患者さんに「心理テストをやりますよ!」と声をかけて追いかけ回していた(患者さんたち、ごめんなさい🙏)。 給料分働けていれば安心できるのですが、心理テストやカウンセリングが入っていないと「が〜ん!」となって動けなくなって心が休まらない私の場合「やる気スイッチが入っている」じゃなくて、「罰を恐れて必死で働く」という感じで全く心が休まらない。
私がこんな風に「お金を使うことに罪悪感」を感じていて「お金をもらうことに申し訳なさがある」というのだったら、さぞかし貯金がたくさんあるんでしょ、と私も思うわけです。
ところが銀行通帳をチェックしてみると「全然貯金がな〜い!」となってこの世の終わり的なショックを受けるわけです。 それはどうして?というと「お金を使う」とか「お金を貯める」や「お金を増やす」などに「罰」が条件づけられているから、私の脳内では「やる気ブレーキ」が思いっきりかかっています。
やる気ブレーキがかかっている時は GABA受容体が活発になっているわけです。 そして、GABA受容体がダウンレギュレーションを起こしてしまうと、私の脳内の興奮がおさまらなくなってしまって「無駄遣いが止まらない!」になる。 「セールだから!」と思って欲しかったコンピューターを買ってしまうのは、GABA受容体が効かなくなって脳の興奮が止まらなくなるから。
そして「買ってしまった〜」で喜べばいいのに「罰」が条件づけられているから「また、必要ないものを買ってしまった」と喜べない。
そう、せっかく買ったのに「罰」で喜べず「やる気ブレーキ」が脳内でかかるから「せっかく買ったのに段ボールから出すことができない、で何ヶ月も放置してしまう。
箱から出していないものが、部屋の中にはいくつもあるのは「やる気ブレーキ」がかかってしまっている証拠なんです。
私の場合、お金に関しての「やる気ブレーキ」は「お金を増やす」ですね。 見事にやる気ブレーキがかかって「どんどんお金が失われていく!」ってなってしまいます。
京都大学の研究では「報酬」に「罰」が条件づけられていると「やる気ブレーキ」が脳内でかかるとなっていたので「報酬」を最大まで上げて「罰」を打ち消しちゃえばいいじゃない!となるわけです。 実験で使っているお猿さんの場合は言葉は使えませんが、人間の場合は、言葉で報酬の威力を上げることができちゃう。
そのキーワードが「お金の快感」ですね。
「快感」とは心が非常に満たされたり、気持ち良さを感じたりする感覚のことです。「お金の快感」という呪文を唱えることで、お金に条件づけられた「罰」を打ち消しちゃいます。
「うわ!また、必要のない高いものを買ってしまった!」と思った時に「お金の快感」を唱えてみます。すると、買ってきたものをすぐに段ボールから取り出して「結構いいものを買ったかも!」と嬉しくなってテンションが上がってくる。 そう!やる気ブレーキがかかっていたから、何を買っても嬉しくなくてテンションが上がらずに後悔ばかりだった、ということが実感できるから面白い。
「お金の快感」を唱えてみるとお金に条件づけられた「罰」が見事に打ち消されて「なんか、お金を貯めることがちょっと楽しみになってきたかも!」ってなって心が安らぎます(全てナラティブで書いています)。